学科紹介
平成21年度より、従来の機械科、機械システム科を統合して生産工学科とし、新たに工業マイスター科を新設しました。そして平成23年度よりロボット工学科を新設、更に平成24年度より県教育委員会の「魅力ある高校づくりプロジェクト」の一環として日本建築科を新設しました。
機械技術を中心とした工業の基礎・基本をしっかりと身に付けた上で、伝統的な加工法にも、先端的な制御技術にも対応できる実践的な人材を育成します。
製品開発には、熟練の技能が不可欠であり、優れた技能者の必要性はますます高まっています。これらの技能を継承・発展させていくために、従来の2倍に相当する豊富な実習時間を確保するとともに、
高度熟練技術者による指導や産業現場での実習を組み込んだ授業を設けています。
校外実習
株式会社総合車両製作所(新潟市秋葉区)
燕研磨振興協同組合 磨き屋一番館(燕市)
三条鍛冶道場(三条市)
製品製造の自動化やシステム化の技術を学び、さらなる技術革新に柔軟に対応できる人材を育成します。
わが国の製造業は、かつての大量生産の時代から、柔軟性と即時性が求められる多品種少量生産へと転換が進んでいます。このような製造形態に対応するため、
NC加工やCAD/CAM、シーケンス制御など、製造の自動化にかかわる学習内容を充実させた学校設定科目を設けています。
小型で高性能な工業製品の実現を可能にしているマイクロコンピュータを利用した組込み制御に対応できる人材を育成します。
従来の機械分野の基礎的な部分に加えて、マイクロコンピュータを中心にした電子制御技術、情報処理技術の学習内容を充実させるとともに、
課題解決型の実習を交えながら実践的な技術・技能の習得を目指す学校設定科目を設けています。
校内外部講師実習
パナソニック株式会社(燕市)
日本の伝統的な木造建築物に関わる知識と、職人の大工技術を身につけた、伝統技能を持つ技術者を育成します。
週に1日、「名工」の先生を招き、6時間通しての実習時間を確保しています。本物の「職人」から指導を受けることで、技術だけでなく、
安全管理や社会人として必要な礼儀作法・言葉遣いの厳しさを含めた、現場さながらの経験を積むことが出来ます。